Contemporary Art
極小美術館
《企画展》
Art Exhibition
極小美術館が厳選した有能な作家の「企画展」を開催しています。
服部 八美 展
2024年3月10日~2024年4月14日
服部八美の「存在」への問いかけ
古川秀昭
(OKBギャラリー館長、前岐阜県美術館館長)
昨年12月に岐阜市の上宮寺で服部八美が近作を撮影するというので見に行った。上宮寺は小笠原宣が住職であり画家であり、広く表現者のコミュニケーションの場を長く続けている拠点である。私がその上宮寺に着いたのは読経がかすかに聞えてくる本堂脇の畳の広い部屋で丁度撮影が終了した時だった。その日私は勝手に寺の境内に服部のあの重厚な円筒状の作品がセッティングされるとばかり想像していたのだ。ところが境内にはそれらしきものはなく、読経を聞きながら、まさかと思いながらも靴を脱ぎ、無断で畳の広間に入って驚いた。そこには眩しいほどの純白なプラスチックの軸棒が収穫前の麦畑のように垂直に立ち広がっていたのだ。撮影を終えた服部は「これが次の極小美術館の出品作だ」という。……
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《エスポワール展》
Espoir
若い作家の優れた作品を紹介する「espoir(エスポワール)展」を 企画・開催しています。
菅野 猛 展
2024年3月10日~2024年4月14日
菅野猛とストライプハウスギャラリーのいきさつ
塚原操
(ストライプハウスギャラリー代表)
その⽇ストライプハウスギャラリー3階ベランダには、明け⽅から降り続いた雪が積もり、30cm にも満たない「喰わず芋」はけなげに⽴ちつくしていた。
屋内に展⽰された⿊⽥壽雄の重厚な作品との対⽐がとても新鮮だった。(2012年)
⼜、別の⽇、地下のスペースで能「⽻⾐」の公演があり、「喰わず芋」はしっかり四隅を守っていた。(2012年)
2014年 ⿊⽥壽雄との⼆⼈展
そして2015年から個展が始まる。
2回の展覧会、イベントへの作品協⼒参加は、その後の展覧会へのプロローグであったと思う。
ギャラリーの天井から1本ずつワイヤーが吊るされ、何百もの⼩さな灯が、静寂な地下空間にさまよえる魂のように存在した。……
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《館外企画展》
「初雪の気配」
2019年10月16日~2019年11月 3日
[ 臼井千里インスタレーション ]
「月 待つ庭。」
2018年10月2日~2018年10月21日
[ 林 孝子インスタレーション ]
「百年に、落花。」
2018年 5月22日~2018年 7月 5日
[ 高北幸矢インスタレーション ]
《会場》日本料理 後楽荘 ※極小美術館企画
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町1-31
TEL・058-264-0027 FAX・058-264-2741
《極小美術館の若手作家》
飛騨高山現代美術展2008
2008年11月30日~12月7日開催
極小美術館開設準備室当時のPOCOLOCOアートスクールとの共同企画。岐阜県高山市の里山フィールドとギャラリー『遊朴館』で同時開催しました。