Contemporary Art

極小美術館

2024.5/12(sun)~ 2024.6/9(sun)

No.48

観覧申し込みは090-5853-3766まで。入場は無料

《TIME》について

宮森敬子

《TIME》は、2021年10月11日に始まり、ソーシャルメディア(フェイスブック・インスタグラム)に毎日記録を残している現在進行形のプロジェクトです。1日2枚の「樹拓」を同じ箇所で採集し、同じ通し番号をつけ、そのうちの1枚を選んで、私が作った透明なガラスケース(6.5×8.5×1.2cm)に収め、並べて行く作品です。

和紙で樹の表面を覆って、自作の木炭でこすると、樹皮のパターンが写しとられます。このフロッタージュを私は「樹拓」(樹木の表面の拓)と呼んでいて、この「樹拓」の施された和紙を使って制作をしています。

《TIME》の鑑賞者は希望があれば、自分の誕生日、記念日など、特別な日にちの樹拓を所有することができます。「透明なガラスケース」に入った樹拓が誰かの手に渡ると、「同じ日にちの選ばれなかったもう一枚の樹拓」が「青いガラスケース」に入って入れ替わりに置かれ、その日の樹拓はもう他の人が所有することができません。

私たちは無数の「選択」の中にいて、同時に緩く繋がっていることを、青いガラスケースは示しています。《TIME》は誰も一人で所有することはできないけれど、部分を多くの人が所有することで、強度を増してゆく作品です。

DMイメージ

「TIME」
(2021〜2024年制作)
素材:和紙、木炭、半田、ガラス
技法:和紙にフロッタージュ、ハンダ

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「Me, The Timeless Self」
(2023年制作)
素材:和紙、木炭、ばら花弁 植木鉢、舟

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「ローズのプライド」(部分)
(2023年制作)
素材:和紙、木炭、ばら花弁 藤椅子

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「TIME」(部分)」
(2023〜2024年制作)
素材:和紙、木炭

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「TIME」(部分)」
(2023〜2024年制作)
素材:和紙、木炭

宮森敬子

【略歴】
1993
筑波大学芸術専門学群日本画専攻卒業
1995
筑波大学芸術研究科日本画専攻修了(芸術修士号取得)
【個展】
1998
「流通と大地」 (カスミつくばセンター / 茨城)
1999
「自然の印象」 (The Bob and Penny Fox ギャラリー / フィラデルフィア)
2001
「タイプライター ­– エネルギー」 (Nexus Foundation / フィラデルフィア)
2002
「イマジナ」 (Project Room / フィラデルフィア)
2003
「メロディー」 (The Society for Contemporary Craft / ピッツバーグ)
2004
「メモリア」 (Nexus Foundation / フィラデルフィア)
2011
「屋根のない鳥籠と舟」 (イセ文化基金 / ニューヨーク)
2015
「表面なるもの」 (Gallery t / 東京)
2017
「宮森敬子ドローイング展」 (be here now / 長野)
2018
「誕生・成長・回帰」 (ギャルリーパリ / 横浜)
2019
「ある小説家の肖像」 (軽井沢高原文庫・浄月庵 / 長野)
2019
「Portrait of Being」 (mhPROJECTnyc / ニューヨーク)
2020
「Surfaces of Time」 (ときの忘れもの / 東京)
2022
「宮森敬子 ­– Time」 (ギャラリーこうけつ / 岐阜)
2023
「記憶の海、ローズのプライド」 (中村屋サロン美術館 / 東京)
2023
「1000年生きた私 ­– 環世界の中で」 (mhPROJECTノコギリ二 / 愛知)
【グループ展】
1996
「いばらきバイアニュアル・ディアロゴス1996 現代性の条件」 (水戸芸術館 / 茨城)
1997
「VOCA’97現代美術の展望 ­– 新しい平面の作家たち ­–」 (上野の森美術館 / 東京)
1997
「’97 大邸アジア美術展」 (大邸文化芸術会館 / 韓国)
1997
「拡兆する美術’97 展」 (つくば美術館 / 茨城)
2001
「NURTURE art Reaches the Heights」 (Columbia Presbyterian / ニューヨーク)
2003
「DOMANI・明日」 (損保ジャパン東郷青児美術館 / 東京)
2004
「Emergent Perspectives」 (Slought / フィラデルフィア)
2007
「Greenmachine」 (The Schuylkill Center for Environmental Education / フィラデルフィア)
2008
「Ghosts and Shadows」 (The Schuylkill Center for Environmental Education / フィラデルフィア)
2009
「Wind Challenge Exhibition」 (Fleisher Art Memorial / フィラデルフィア)
2012
「How Much Do I Owe You?」 (No Longer Empty / ニューヨーク)
2018
「本をめぐる風景」 (ギャルリー412 / 東京)
2018
「第30回今立現代美術紙展 ­– 1300年祭記念展」 (今立芸術館 / 福井)
2019
「PAIRINGS」 (The Plaxall ギャラリー / ニューヨーク)
2020
「EXODUS V 歴史のうねりの中で」 (ホワイトボックス・ハーレム / ニューヨーク)
2021
「LOOP ホスピタル・アート・ライフ」 (工房親 / 東京)
2022
「池田修トリビュート作品展」 (BankART Station / 横浜)
2024
「横浜クリエイティブCOOP」 (BankART KAIKO / 横浜)
【賞など】
1995
「第6回柏市文化フォーラム104大賞展 TAMON賞」 (柏市文化フォーラム104 / 千葉)
1997
「第16回今立現代美術紙展 大賞」 (今立芸術館 / 福井)
1998
「文化庁芸術家在外派遣研修員」※〜99年 (ペンシルバニア大学 / フィラデルフィア)
2003
「WOO Grant」 (Leeway Foundation / フィラデルフィア)
2004
「1st Prize Sculpture Competition」 (Frederik Meijer Gardens and Sculpture Park / グランドラピッド)
2008
「The Leeway Transformation Award」 (Leeway Foundation / フィラデルフィア)
2009
「Visual Artist Fellowship」 (The Center for Emerging Visual Artists / フィラデルフィア)
2010
「Fellowships in the Arts」 (Independence Foundation / フィラデルフィア)
2018
「朝日新聞文化財団助成金」 (公益財団法人 朝日新聞文化財団 / 東京)
2019
「BankART AIR 2019 レジデンスアーティスト」 (BankART1929 / 横浜)
※その他、国内外でグループ展等多数。開催時点